掲載日:2025年04月14日

“指示が聞き取れない”とき、どうする?

聞き返しがうまい新人は、実は信頼されている

現場でよくある悩みがこれ:

「あれ?今なんて言った?でも聞き返したら怒られるかも…」

でも安心してください。
ベテラン職人も若い頃は、全員これで困ってます。

ただし!
聞き返し方しだいで、「コイツ大丈夫か?」と思われることもあれば、
「お、ちゃんと確認するやつだな」と信頼されるパターンもあるんです。

✅ 聞き取れなかったときの“OKな聞き返し方”
✔ 「すみません、もう一度お願いします」
一番シンプルで、丁寧。語尾をやわらかく言うのがコツ。

✔ 「○○のことですか?」と“推測で返す”
完全に聞き返すよりも、「たぶんこうだろう」で確認すると、先輩も「お、考えてるな」と感じます。

✔ 「○○のあと、どこへ運びますか?」など“部分的に聞き返す”
一部だけ聞こえてるなら、そこを使って具体的に聞くのが◎

❌ NGな聞き返し(印象が悪くなるパターン)
✘ 「え?」だけ返す
語尾を伸ばす系もNG(例:「え〜?」)。雑な印象に。

✘ 無言で固まる
「聞こえてないのに動かない=理解してないのに勝手に進める」ように見えて危険。

✘ 適当にやってしまう
間違って作業したほうが、後の修正や信頼失墜の方が重い。勇気を出して聞き返そう!

■ 聞き取りづらいときの事前対策も大事!
マスク・耳栓・ヘルメットで音がこもるなら、顔を向けて聞く。

騒音がひどい場所では、あらかじめ「聞き取りにくいので、確認させてください」と伝えておく。

わかりづらい言葉が出たら、メモしてあとで先輩に確認。

まとめ:「聞き返す=迷惑」じゃない

新人のうちは「ちゃんと聞く姿勢」があるだけで十分◎
先輩も、“適当にやる”より“確認してくる新人”のほうが圧倒的に好印象です。

だからこそ、
■ 聞こえなかったら「もう一度お願いします」
■ 自分なりに考えて「○○のことですか?」
■ 無理にやらず、“相談できる新人”になろう

この3つだけ覚えておけば、明日から少しだけ現場がラクになるはずです。